宇和海沿岸部の三瓶地区・明浜地区と、宇和盆地に位置する宇和地区を巡ります。1日目は、宇和海の美しい景色を眺め、新鮮な海の幸や海水風呂といった海の恵みを満喫。翌日は宇和地区卯之町へ。江戸から昭和初期の町商家が建ち並ぶ、文化と歴史の里です。この地区にある開明学校で、袴姿の先生が行う明治の授業を体験し、ガイドさんとともに古い町並みを歩けば、明治時代に戻ったかのような、風情を感じることができるはずです。
移動・滞在時間はあくまでも目安です。
- 海と山に囲まれ、太陽が輝く三瓶地区。潮彩館には、柑橘類、新鮮な魚介類、干物や海藻などの特産物がたくさんあります。イケス棟での「まんぼう」と「うみがめ」のえさやり体験は、子供達に大人気。海辺の生き物に触ることができるタッチングプールもあります。
- 標高約260ｍの公園から見下ろす、三瓶湾や宇和海の眺望は格別です。炊事棟や丸太小屋、トイレなどの施設も整っているので、キャンプも可能。季節ごとの草花鑑賞やバードウォッチング、昆虫採集など自然を満喫できます。森林浴のできる遊歩道も整備されています。
- 佐田岬半島宇和海県立自然公園に編入されている景勝地です。ここからは250度の広角な眺望が望め、佐田岬半島、晴れた日には遠く九州、佐賀関まで望めます。園内には、昭和25年に初点灯された大崎灯台もあり、宇和海の船舶の巡航を見守っています。
- 新鮮な海の幸を使った料理と、味が評判のお食事処です。明浜地区の郷土料理「ひゅうが飯定食」や「さつま定食」、そして炭火の海鮮バーベキュー「虹のなぎさ焼き」がオススメです。リーズナブルでボリュ－ムたっぷり。宿泊も可能です。
- 明浜地区の透き通る青い海と白い砂浜の大早津海岸では、4月から10月末までシーカヤックを楽しむことができます。年齢や体力に関係なく、気軽に海上散歩を楽しむことができるシーカヤック。また、泳いだり、スキューバダイビング、ビーチバレーなども楽しめます。
- はま湯では、ミネラルを多く含んだ海水風呂をはじめ、寝湯、薬湯、ジェット、ミストサウナと、種類豊富なお風呂が楽しめます。明浜湾がオレンジ色に染まる夕暮れ時に、露天風呂から見える開放感あふれる景色は、こころもからだも癒してくれます。
- 明浜湾を見下ろし、緑に囲まれた絶好のロケーションです。子供向けの遊具も完備。大人から子供まで楽しめる、本格的アウトドア施設です。宿泊施設も、ログハウス風ケビン、トレーラーハウス、テントサイトと、目的に応じた快適な施設をご用意しています。
- 野福峠は、「愛媛8勝12景」の一つにも数えられる景勝地です。春の峠沿いは桜の名所として知られ、峠中腹にある野福の里公園と外松尾公園では「野福峠さくらまつり」が開催され、多くの観光客や地元の人々でにぎわいます。
- 卯之町は、平成21年12月に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。江戸中期から昭和初期の商家には、白壁やうだつなどの伝統的建築様式が残っています。ガイドさんの解説を聞きながら、建築美や街の歴史について、学びながら歩いてみましょう。
- 時代の変化に伴い、不要となった昔の生活用品や看板、商売道具など約5,000点を収蔵展示しています。館内は、常設展示室、収蔵展示室、企画展示室、町屋の4コーナーに分かれており、見応え十分。昔の暮らしや先人の知恵を紹介しています。
- 開明学校は、明治15年に建築された擬洋風のモダンな小学校で、国の重要文化財に指定されています。当時の教室を再現した部屋では、袴姿の先生による、当時の教材を使用した明治の授業体験」を行っています。明治の子供になった気分で楽しい授業を受けてみましょう。※授業体験は要予約
- 宇和地区にゆかりがあり、多くの偉業を残した偉人、賢人の業績を知るための数々の資料が展示されています。シーボルトの高弟・二宮敬作、シーボルトの娘・楠本イネなどの生き方から何かを学びとり、先哲たちが培った精神文化にふれてみましょう。
- 昭和3年建築の木造校舎旧宇和町小学校を移築し、米どころ宇和の紹介をしています。館内には、国内外の稲約80種類の実物標本や、宇和地方で使われていた農耕具など、お米に関するものが展示されています。Z-1レースで知られる109ｍの長い廊下では雑巾がけを体験できます。
- 西予市中のおいしいものを一同に集め、販売しています。市内の生産者が毎朝運ぶ新鮮・安全な農産物や果物、宇和海の獲れたての魚介類、地元の材料で作った加工品、工芸品などお土産はなんでも揃います。レストラン「いっぷく」の味も太鼓判です。
