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標高差1,400mとは?

海抜0mから標高1,400mまで、豊かな自然が織りなす田舎絵巻。

渡り鳥も舞い降りるこの地に、あなたも、羽休めに来てみませんか?

2004年4月、旧東宇和郡(明浜町・宇和町・野村町・城川町)と三瓶町が合併し、西予市が誕生しました。「西予」の由来は、伊予(愛媛県の旧称)の西部地域にあることから。その最大の特徴は標高差1,400mを舞台とした多彩な自然環境。東は高知県境の山々と接し、西は宇和海に臨みます。
たとえば大自然を満喫したり、四季の恵みに舌鼓を打ったり、歴史の町並みを散策したり、西予市にはあなたなりの楽しみ方があります。でも、私たちが一番感じて頂きたいのは、そこに流れるゆっくりした優しい時間。いつか見た懐かしい風景は、幼いあの日を思い起こさせてくれるかもしれません。コウノトリやツルなどの渡り鳥も休息の地として舞い降りる西予市。都会の喧騒を忘れて、ほっと一息深呼吸できる羽休めの地が、ここにはあります。

そこには、5つの個性が息づきます。

海エリア

冒険心くすぐる、青い海と青い空
宇和海に臨む段々畑を舞台に果樹栽培と水産業が盛んな明浜地区。明浜湾に面したオートキャンプ場「きゃんぱ」からは水平線が果てしなく広がり、日々の喧騒を忘れさせてくれます。アウトドアで疲れた後には、海のミネラルをたっぷり含んだ塩風呂「はま湯(はまゆう)」へ。子どもも大人も楽しめる冒険の舞台がそこにはあります。
心ゆるり、海のまち
深く切れ込んだ三瓶湾は波穏やかで、かつては海運業や造船業が盛んな地域でした。現在の基幹産業は柑橘栽培。4~5月に収穫されるニューサマーオレンジは 全国一の出荷量を誇ります。
毎年8月に実施されるイベント「奥地の海のかーにばる」では、人間カーリングなどユニークな競技を行うことで有名。全国から沢山の観光客で賑わいます。

エリアマップ

里エリア

歴史と文化に彩られた町並み

松山と宇和島を結ぶ街道沿いに栄えた宇和地区。その面影は今も残り、特に江戸中期から昭和初期の商家が建ち並ぶ「卯之町の町並み」には、白壁やうだつなど伝統的な建築様式の建物が残っています。一方で宇和地区は米どころとしても有名。稲の収穫後につくられる「わらぐろ」は冬の風物詩として多くの写真愛好家たちを楽しませてくれます。

山エリア

カルスト台地で思いっきり深呼吸
標高1,100m~1,400mの高原が続く四国カルスト・大野ヶ原。見渡す限りの緑に牛が放牧され、高原の風を感じながら心休まる時間を過ごすことができます。大野ヶ原の北側には「森の母」とも呼ばれるブナの原生林がおい茂り、高山植物が可憐な花を咲かせます。緑豊かなこの地で思いっきり深呼吸すれば、体も心もリフレッシュ。
山並みに抱かれた、素顔の奥伊予
四国山地の麓に広がる城川地区。先人たちはこの傾斜地を水田や畑として切り拓いてきました。そこで育まれた農山村文化は今も息づいています。たとえば田植えが終わった喜びを神に感謝し、五穀豊穣・無病息災を祈る「どろんこ祭り」もその一つ。毎年7月の第1週の日曜日、素朴でユーモラスな田休み行事が繰り広げられます。